地方を手助けする医師転職サイト


医師の転職の7割は知人関係によるツテで病院と直接交渉して転職しているというのが現状です。医師転職サイトの利用は3割程、まだまだ信頼を得られていないのと、直接交渉の方が何かとメリットが多いといったことからこの割合にとどまっています。
しかし医師転職サイトが今注目されているのは地方への転職に利用する際です。大学が多くある都内に医師が集中しがちですが、都内への転職は誰かしらのつながりで直接交渉ができても、地方への転職はなかなか繋がりを持つことが難しい。全く違った街で新しい医師生活を始めたいという人は医師転職サイトを利用します。
医師が転職する理由の1つに、医師の仕事の負担があります。都内であれば毎日のように緊急搬送されて、勤務時間内で退勤することがなかなか難しいです。退勤して帰ろうというタイミングで緊急搬送されてきてそのままオペに入り、終わってやっと帰れると思ったらまた搬送されたり緊急の対応をしたり、都内の医師は激務です。地方であれば忙しさは都内と比べ物にならず、あまち緊急搬送はありませんし、そもそも人口が少ないですから案件自体が少なくて労働時間も短くなります。地域のエリアに1つしかない病院の場合はその責任感や重責はありますが、人柄も落ち着いてますし、のどなかな風景の中ゆったりと医師生活を送りたいと考える人が多くなってきています。
また、現在では新医師臨床研修制度の影響で大学附属の医局に進む卒業生が減り、地方へと目を向け始めたことで人気が高まってきています。この影響から医局の体制が弱まりつつあり、その補填としてスポット案件が増えて、医師不足のひどい医局は廃業に追い込まれています。専門医に偏らない、地方へと目を向ける、ということを目的に施行された新制度ですが、こういった問題が今発生してきています。
収入に関しては都内よりも地方の方がやや高く、都内の医師の平均年収は1200万円程度になっていて、地方の平均年収は1500万円となっています。都内は医師が飽和状態で人数が多い関係で給与が低くなっています。
地方は高齢化や過疎化といった問題が加速しており、島の医療も医師不足で大変な状況ではありますが、それでも地方人気は今沸騰しています。都内で疲弊した医師たちが地方へ行くことで長い労働時間から解放され、責任ある仕事を任されることに誇りを持っています。
そんな地方を志す医師の手助けとして、医師転職サイトは発展していくことでしょう。

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